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ピコフラクショナルはニキビ跡のクレーターに効果ある?料金や回数ダウンタイムを解説

美容

ピコフラクショナルは、肌の奥深くからコラーゲン生成を促すことで、諦めていたクレーター状のニキビ跡をなめらかにする効果が期待できる治療法です。

この記事では、ピコフラクショナルがニキビ跡に効く仕組みから、ダウンタイムの短さといった特長、ダーマペンなどの他治療との違い、後悔しないための料金相場やクリニックの選び方まで、美容皮膚科医がわかりやすく解説します。

本当にクレーターの凹凸はキレイになるの?

肌の内側から再生を促すので、凹みと色素沈着の両方に効果的です

ピコフラクショナルがニキビ跡のクレーターに効く仕組み

ピコフラクショナルがクレーター状のニキビ跡に効果的なのは、肌の表面を傷つけずに、肌の奥深くにある真皮層のコラーゲン生成を直接促すことができるためです。

従来の治療法とは異なり、衝撃波を利用して肌の自己再生能力を引き出すことで、凹んでしまった肌を内側から持ち上げます。

ここでは、その詳しいメカニズムを4つのポイントに分けて解説しますね。

真皮のコラーゲン生成を促す衝撃波の力

ピコフラクショナルは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間でレーザーを照射し、その衝撃波で皮膚の内部に微細な空洞を作ります

この技術はLIOB(Laser Induced Optical Breakdown)と呼ばれ、肌表面にはほとんどダメージを与えません。

肌の内部にできた微細な空洞を、体は「傷」と認識します。

すると、その傷を治そうとする創傷治癒力が働き、肌のハリや弾力をつかさどるコラーゲンやエラスチンの生成が活発になるのです。

この働きによって、ニキビ跡で凹んでしまった部分が内側から押し上げられ、なめらかな肌へと導かれます。

肌に穴を開けるのに、傷つかないってどういうこと?

レーザーの熱ではなく衝撃波で内部にだけ空間を作るので、表面へのダメージがとても少ないのです

新しく作られたコラーゲンによって肌構造が再構築され、クレーターの凹みが徐々に改善していく仕組みです。

皮膚表面へのダメージを抑えダウンタイムが短い理由

ダウンタイムが短い最大の理由は、従来のフラクショナルレーザーのように熱で皮膚表面を蒸散させたり、削ったりしない点にあります。

ピコフラクショナルは衝撃波で肌の内部にのみ働きかけるため、表面への熱ダメージがほとんどありません。

そのため、施術後の赤みや腫れといったダウンタイムが大幅に短縮されます。

赤みは早い方で数時間、長くても1日〜2日程度で落ち着くことが多く、翌日からメイクも可能です。

お仕事などで長いお休みが取れない方でも、週末などを利用して気軽に治療を受けられるのが大きな利点と言えます。

仕事があるから、長い休みは取れないんだけど…

週末を利用して施術を受けられる方がほとんどですよ

熱によるダメージが少ないため、施術後に起こりやすい炎症後色素沈着のリスクが低いことも、安心して治療を受けられるポイントです。

色素沈着タイプのニキビ跡にもアプローチできるメカニズム

ピコフラクショナルレーザーは、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を、衝撃波によって非常に細かく粉砕する作用も持っています。

これは「ピコトーニング」と呼ばれるシミ治療と同じ原理です。

ニキビの炎症によって作られた茶色い色素沈着も、同じメラニンが原因です。

細かく砕かれたメラニンは、体の免疫細胞であるマクロファージによって老廃物として処理され、体外へ排出されていきます。

この作用により、クレーター治療と同時に、気になる茶色いニキビ跡の色味も薄くしていくことが可能です。

クレーターの凹みと茶色いシミ、両方気になるんです…

ピコフラクショナルなら、凹凸と色素の両方に同時にアプローチできます

凹凸と色素沈着が混在した複雑なニキビ跡にも効果を発揮するため、肌全体のトーンを均一に整えたい方にも適した治療法です。

期待できる効果-毛穴の開き・肌質改善・シミへの作用

ピコフラクショナルはニキビ跡の改善だけでなく、真皮のコラーゲンが増えることによる総合的な肌質の底上げが期待できます。

ニキビ跡治療を続けながら、他の肌悩みも同時にケアできるのは嬉しいポイントです。

ニキビ跡だけじゃなくて、肌全体がキレイになるの?

はい、肌の土台から若返らせるようなイメージですね

このように、クレーター治療を主目的としながら、毛穴の目立ちやハリ不足、シミといった複数の悩みにアプローチできるため、効率的に美肌を目指すことが可能です。

ピコフラクショナルの施術詳細-回数・痛み・ダウンタイムの経過

ピコフラクショナルを受けるにあたり、具体的な治療の流れや期間を知っておくことは大切です。

特に、どれくらいの期間や回数で効果を実感できるのかを事前に把握しておくと、安心して治療に臨めます。

ここでは、施術回数の目安からダウンタイムの詳しい経過、施術後の注意点までを解説します。

効果実感に必要な施術回数と通院頻度の目安

ニキビ跡やクレーターの改善には、肌の再生サイクル(ターンオーバー)に合わせて複数回の治療を重ねることが基本です。

多くの場合、1回の施術でも肌のハリや毛穴の引き締まりといった効果を感じられます。

しかし、凹凸のあるニキビ跡をなめらかにするためには、より深い層からの肌再生を促す必要があります。

そのため、1ヶ月に1回のペースで、合計5回から10回程度の施術を継続することが推奨されます。

何回くらい通えば、ファンデーションで隠さなくても良くなりますか?

クレーターの深さにもよりますが、5回程度の施術で多くの方が肌質の変化を実感していますよ。

焦らず、医師と相談しながらご自身の肌の変化に合わせて治療を続けることが、理想の肌への近道です。

施術中の痛みの程度と麻酔の使用

ピコフラクショナルの痛みは、「輪ゴムでパチパチと弾かれるような感覚」と表現されることが多いです。

従来のフラクショナルCO2レーザーに比べると、痛みはかなり抑えられています。

それでも痛みが心配な方のために、ほとんどのクリニックでは施術前に麻酔クリームを塗布して30分ほど時間をおくことで、痛みを最小限に抑える工夫をしています。

痛みに弱い方でも安心して施術を受けられます。

痛みの感じ方には個人差がありますので、不安な方はカウンセリングの際に医師にしっかりと伝えましょう。

ダウンタイムの期間と症状-赤みや点状出血の症例写真

ダウンタイムとは、施術を受けてから肌が通常の常態に戻るまでの期間を指します。

ピコフラクショナルは、このダウンタイムが短いことが大きな特長です。

施術直後には、照射部位に赤みやヒリヒリ感、ほてりが出ますが、通常は数時間から翌日にはほとんど落ち着きます

人によっては、細かい点状出血が見られることもありますが、こちらも数日で自然に消えていきます。

施術翌日からメイクも可能なので、お仕事などで忙しい方でも週末を利用して気軽に治療を受けられます。

施術後の正しいスキンケア方法とやってはいけないこと

施術後の肌は、レーザーの刺激によって非常にデリケートな状態になっています。

ここで正しいケアを行うかどうかが、治療効果を最大化し、トラブルを防ぐための鍵となります。

特に重要なのは、「徹底した保湿」と「紫外線対策」の2点です。

施術後の肌は乾燥しやすいため、低刺激の化粧水やクリームでいつも以上に丁寧に保湿を心がけてください。

外出時には日焼け止めを必ず使用しましょう。

施術後1週間程度は、これらの点に注意して肌を優しくいたわってあげることが、美しい仕上がりにつながります。

ピコフラクショナル施術を受けられない人の条件

安全に高い効果を得るために、ピコフラクショナルは誰でも受けられるわけではありません

体質や肌の状態によっては、施術を見送る必要があります。

例えば、妊娠中・授乳中の方や、ケロイド体質の方、重度のアトピー性皮膚炎で肌に強い炎症がある場合は施術ができません。

安全性を第一に考え、カウンセリング時に医師が肌の状態をしっかりと診察します。

これらに該当しなくても、服用中の薬がある場合や持病がある場合は、必ずカウンセリングで医師に相談してください。

ダーマペンやフラクショナルCO2レーザーとの違いを比較

ニキビ跡治療には様々な選択肢があり、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解して自分に合ったものを選ぶことが重要です。

ピコフラクショナルと代表的な治療法であるダーマペン4、フラクショナルCO2レーザー、ピコトーニングとの違いを解説します。

これらの違いを踏まえることで、ご自身のニキビ跡のタイプやライフスタイルに最適な治療法を見つける手助けになります。

ダーマペン4との効果・ダウンタイム・料金の違い

ダーマペン4は、極細の針で皮膚に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を利用してコラーゲン生成を促す治療法です。

ピコフラクショナルが衝撃波で肌内部に働きかけるのに対し、ダーマペン4は物理的に皮膚を穿刺する点が大きな違いとなります。

ダウンタイムが短い方が嬉しいけど、料金も気になるな…

ピコフラクショナルは色素沈着にもアプローチできるので、複合的なお悩みをお持ちの方におすすめですよ

費用面ではダーマペン4に利点がありますが、色素沈着タイプのニキビ跡にも悩んでいる場合や、仕事などで長い休みが取れない方にはピコフラクショナルが適しています。

フラクショナルCO2レーザーとの効果・リスク・痛みでの比較

フラクショナルCO2レーザーは、レーザーで皮膚の表面を微細に蒸散させ(削り)、皮膚の再生を強力に促す治療法です。

深いクレーター状のニキビ跡に対しては高い効果が期待できますが、その分肌へのダメージが大きく、ダウンタイムが長くなる傾向にあります。

効果が高いのは魅力だけど、1週間も顔が赤いのは困るかも…

ライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる治療を選ぶことが大切です

ピコフラクショナルは、フラクショナルCO2レーザーに比べて効果は緩やかですが、施術後の色素沈着のリスクが低く、痛みが少ないため、初めてレーザー治療を受ける方でも挑戦しやすいでしょう。

ピコトーニングとの作用の違いと併用の可否

ピコトーニングは、ピコ秒という短いパルス幅のレーザーを低出力で照射し、シミの原因であるメラニン色素を細かく砕いて排出を促す治療法です。

ピコフラクショナルが肌の凹凸を改善するのに対し、ピコトーニングは色素沈着やシミ、くすみといった「色」の問題に特化しています。

クレーター状のニキビ跡と色素沈着が混在している場合、ピコフラクショナルとピコトーニングを同じ日に施術することも可能です。

クリニックによっては、これらを組み合わせた治療プランを用意しているため、カウンセリングで相談してみるのが良いでしょう。

あなたのニキビ跡タイプに合う治療法の選び方

ニキビ跡と一言で言っても、その種類は様々です。

自分のニキビ跡がどのタイプなのかを正しく見極めることが、治療法選択の第一歩になります。

主に「赤みタイプ」「色素沈着タイプ」「クレータータイプ」の3つに分類できます。

私の場合はクレーターと色素沈着が混ざっているみたい

その場合はピコフラクショナルが両方にアプローチできるのでおすすめですよ

どの治療法が最適かは、ニキビ跡の深さや範囲、肌質によって異なります。

自己判断せずに、まずは専門のクリニックで医師の診察を受け、自分の肌状態に合った治療プランを提案してもらうことが大切です。

ニキビ跡治療で後悔しないためのクリニック選びと料金

ピコフラクショナル治療で後悔しないためには、ご自身のニキビ跡の状態に合った治療を、信頼できる医師のもとで受けることが何よりも大切です。

効果を最大限に引き出すには、料金だけでなく、医師の技術力や経験、そしてご自身との相性も重要な要素となります。

ここでは、後悔しないクリニック選びのために知っておきたい料金相場や、カウンセリングでの確認事項、そして症例実績が豊富なクリニックについて詳しく解説します。

これらのポイントを押さえて、あなたにぴったりのクリニックを見つけましょう。

全顔・頬など部位別の値段相場と保険適用の有無

ピコフラクショナルは、美容目的の治療とみなされるため、公的医療保険が適用されない自由診療です。

そのため、治療費は全額自己負担となります。

全顔1回あたりの料金相場は3万円から10万円程度ですが、クリニックが導入しているレーザー機器の種類や、施術範囲によって価格は変動します。

頬や鼻など、気になる部位のみを治療できるプランを用意しているクリニックも多いです。

コース料金の方がお得になることもある?

はい、多くのクリニックでは複数回のコースプランが用意されており、1回あたりの料金が割安になることが多いですよ。

料金だけで判断せず、カウンセリングで提示される総額や、使用する機器についてもしっかりと確認することが、納得のいく治療につながります。

カウンセリングで医師に確認すべき4つの質問

治療への不安を解消し、納得して施術を受けるためには、カウンセリングで医師に直接質問し、疑問点をすべてクリアにしておくことが重要です。

あなたの肌状態を正しく診断し、最適な治療法を提案してもらうための大切な機会になります。

ここでは、カウンセリングで必ず確認しておきたい4つの質問を紹介します。

事前に質問事項をまとめておくと、聞き忘れを防げます。

質問に対して丁寧に、わかりやすく説明してくれる医師がいるクリニックを選ぶことが、安心して治療を任せるための鍵となります。

症例実績が豊富な表参道メディカルクリニックの紹介

表参道メディカルクリニックは、全国に9院を展開し、美容皮膚科の幅広い治療で多くの実績を持つクリニックです。

ニキビ跡のクレーターや色素沈着など、複雑な肌の悩みに対して、豊富な知見に基づいた治療を提供しています。

ニキビ跡治療においても、ピコフラクショナルのほか、CO2フラクショナルやポテンツァなど多様な治療法を組み合わせた提案が可能で、一人ひとりの肌状態に合わせた最適なアプローチを見つけられます。

初めてのクリニックは少し不安です…

表参道メディカルクリニックでは無料カウンセリングを実施しているので、まずは気軽に相談から始めてみるのがおすすめですよ。

豊富な経験を持つ医師に直接相談することで、ご自身のニキビ跡の悩みを解消する第一歩を踏み出せます。

よくある質問(FAQ)

Q
施術中にニキビがあっても受けられますか?
A

炎症が起きている活動性のニキビがある場合、その部分を避けてレーザーを照射します。

レーザーの刺激によって、まれに一時的なニキビの悪化が見られることもあります。

そのため、まずはニキビ自体の治療を優先し、肌の状態が落ち着いてからピコフラクショナルを受けることが望ましいです。

カウンセリングで医師が肌質をしっかり診察し、最適な治療時期を判断します。

Q
ピコフラクショナルを受けて後悔しないために注意すべきことは何ですか?
A

ピコフラクショナルで後悔しないためには、施術への過度な期待をしないことが大切です。

深いクレーターは1回の施術で完全になくなるわけではありません。

また、施術後のケアを怠ると、色素沈着を起こすリスクが高まります。

信頼できるクリニックを選び、カウンセリングで効果の限界やリスクについて十分に説明を受け、納得した上で施術に臨むことが重要です。

Q
施術後の赤みは、メイクで隠せる程度ですか?
A

はい、多くの場合、翌日からメイクでカバーできる程度の赤みです。

ピコフラクショナルのダウンタイムは短く、赤みは数時間から長くても1~2日で引いていくことがほとんどです。

ただし、施術後の肌は非常にデリケートな状態です。

メイクをする際は、肌への摩擦を避け、低刺激の製品を使用するように心がけてください。

Q
クリニックによって料金にかなり差があるのはなぜですか?
A

ピコフラクショナルの料金に差がある主な理由は、使用しているレーザー機器の種類や、施術範囲、麻酔やアフターケアといったサービス内容の違いによるものです。

値段相場だけで判断せず、自分のニキビ跡の状態に合った治療を提案してくれるか、実績は豊富かといった視点でクリニックを選ぶことが、満足のいく結果につながります。

Q
男性(メンズ)のニキビ跡にも同じように効果がありますか?
A

もちろんです。

ピコフラクショナルは、肌の真皮層にあるコラーゲンの生成を促す治療のため、性別に関係なく効果を発揮します。

男性(メンズ)に多い、皮脂分泌による毛穴の開きや肌の凹凸に対しても、肌質改善の効果が期待できます。

ニキビ跡で悩んでいる男性も、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。

Q
ニキビ跡の治療は保険適用になりますか?
A

いいえ、ピコフラクショナルによるニキビ跡治療は、美容目的の施術とみなされるため保険適用にはなりません。

治療費はすべて自己負担となります。

これは、ダーマペンやフラクショナルCO2レーザーなど、他の多くの美容医療にも共通しています。

まとめ

この記事では、ピコフラクショナルがニキビ跡、特にクレーターにどう作用するのか、ダウンタイムや料金について解説しました。

この治療の最大の特長は、肌の表面へのダメージを抑えながら、内側からコラーゲン生成を促して凹んだニキビ跡をなめらかにできる点です。

あなたのニキビ跡がどの治療に適しているかを知ることが、改善への第一歩となります。

まずは専門のクリニックでカウンセリングを受け、医師に相談することから始めてみましょう。